関門トンネル工事のご案内
関門トンネルは関門海峡下を貫く海底トンネルという特殊な環境に加え、開通当時より利用交通量が大幅に増えると共に車両が大型化しているため、点検結果などを踏まえリフレッシュ工事を行っており、昭和54年、昭和63年〜平成元年、平成10年〜平成11年、平成20年〜平成22年に通行止めを伴う車道床版、天井板及び諸設備等の補修を行っています。今年度のリフレッシュ工事では、海底部分の天井板取替えなどを行います。
工事の概要
工事期間 | 平成26年10月15日(水)0:00〜12月13日(土)24:00まで |
---|---|
工事区間 | 関門トンネル(一般国道2号)全線 ※人道は通行止めを行いません。 |
工事内容と効果 |
60日間の通行止めを行い海底部分の天井板(約1,200m)の取替え及び落下防止対策、料金所舗装補修を行います。今回のリフレッシュ工事を実施することにより安全性及び耐久性が向上します。 ≪位置図≫ ≪工事写真(イメージ)≫ ≪トンネル断面≫
|
工事後の状況 |
【Before】工事前 リフレッシュ工事前の状態です。定期的に清掃・補修をしていますが、煤汚れもあり、少し暗い感じがします。 【After】工事後 新しい天井板に加え、通行止め期間中に他に清掃や補修など行ったので、全体的に明るく、広く感じられます。 ステップ1.まず古い天井板を撤去します ステップ2.古い天井板の吊り金具も撤去します ステップ3.次に新しい吊り金具を設置し ステップ4.続いて新しい天井板を設置 ステップ5.最後に落下防止装置を設置して更に安全に! 【他の工事のご案内】リフレッシュ工事による終日通行止めの期間を有効活用するために、次のような工事・清掃を行いました。 ■門司料金所コンクリート舗装改良【Before】工事前 リフレッシュ工事前の状態です。経年劣化により舗装が傷んでいました。 【After】工事後 新しい舗装に打ち換えました。 ■内装版取替・清掃【Before】工事前 リフレッシュ工事前の状態です。点検的に清掃、取替えを行なっていますが、一部で損傷が確認されていました。 【After】工事後 通行止め期間中に内装版の清掃、取替を実施しました。 ■トンネル内設備更新【Before】工事前 リフレッシュ工事前の状態です。点検補修をしていますが経年劣化している状況(換気設備用の風向風速計) 【After】工事後 通行止め期間中に取替(更新)を実施し、新しいものを取付。 【Before】工事前 リフレッシュ工事前の状態です。点検補修をしていますが経年劣化している状況(換気設備用の煙霧透過率測定装置) 【After】工事後 通行止め期間中に取替(更新)を実施し、新しいものを取付。 |